都立霊園、民間霊園、各宗旨の寺院での建墓をご検討中の方へ。
石山石材店では、霊園・墓地の種類とそれぞれの特徴について分かりやすくご紹介いたします。
霊園・墓地は大きく分けて「公営墓地」「民営墓地」「寺院墓地」の3つのタイプがあります。
それぞれに異なる特徴やメリットがありますので、ご家族のご希望やライフスタイルに合った
場所を選ぶための参考にしてください。
霊園の種類
公営墓地
公営墓地は自治体が運営しており、管理費が安く交通アクセスなどの立地も良いため人気があります。
ただし、都立霊園の永代使用料は近年高くなっており、安価とは言えません。
募集は期間限定で行われ、希望者が多いため抽選になることが一般的です。
詳細は各自治体のWebサイトで確認できます。都立霊園の募集は例年7月1日〜15日頃に実施されます。

民間霊園
民営墓地は、公益法人や宗教法人が運営しています。宗教法人が管理していても、宗旨・宗派を問わない場合は民営墓地に分類されます。
永代使用料の相場は、1㎡あたり約30万〜60万円ですが、都市部では100万円を超える区画もあります。

寺院墓地
寺院墓地は、寺院の境内にある墓地で、従来は檀家となり宗旨・宗派に従う必要がありましたが、近年は永代供養墓の普及により、その傾向は緩やかになっています。
永代使用料は寺院や住職の方針により異なり、数十万円から数百万円まで幅があります。由緒ある寺院ほど高額になる傾向があります。

各霊園のメリット・デメリット
| 公営墓地 | 民間霊園 | 寺院墓地 | |
| メリット | ・管理体制が安定 ・石材店が自由に選べる ・宗旨宗派が自由 ・比較的、永代使用料、管理費が安い | ・好きな区画を選べる ・宗旨宗派が自由 ・生前に購入できる | ・管理が手厚い ・交通の便が良い場所にあることが多い |
| デメリット | ・希望者が多く抽選制 ・管轄内に住居歴がないと申し込めないなど規制がある | ・ほとんどの場合、石材店が指定される ・法事などでお寺が指定される場合がある | ・宗旨宗派の制限 ・檀家になる必要がある |
公営墓地、民営墓地、寺院墓地、それぞれメリット、デメリットがあります。
各墓地を実際に見学するなどして、理解を深めた上で決めることをおすすすめします。
霊園選びのポイント
霊園・墓地を選ぶ際に気を付けたいポイントをご紹介します。
お墓は簡単に買い替えることはできません。さまざまな点を踏まえて決めるようにしましょう。
チェックポイント
- お墓参りのしやすさを考慮しましょう
まず、お墓参りの負担が少ないかを確認することが大切です。電車・バス・自家用車など、移動手段を想定し、
所要時間を把握してから購入を検討しましょう。
車で行く場合は、近くに駐車場があるか、駐車場から墓地までの距離も確認が必要です。
アクセスが悪いと、お墓参りが負担になってしまうことがあります。 - 宗旨・宗派の確認を忘れずに
墓地や霊園によっては、宗旨・宗派に制限がある場合があります。特に寺院墓地では、檀家になる必要があることも多いため注意が必要です。
また、購入時は宗旨・宗派不問でも、後に特定の宗派に属する必要がある場合もあるため、事前に確認しておきましょう。 - 総費用でご確認を
お墓の購入には、永代使用料(墓地の使用権にかかる費用)、管理料(年間の管理費)、墓石費用(墓石や外柵工事などを含む費用)の3つが必要です。同じ霊園でも、墓石の種類や区画の広さによって費用は変わるため、これらすべてを合計した金額を確認しておきましょう。 - 設備も重要
お参りには水道設備が必要です。駅やバス停から遠い場合は駐車場も重要で、法要施設や休憩所があると便利です。
足の不自由な方がいる場合は、バリアフリー対応の霊園・墓地を選びましょう。 - 整備状況を確認しましょう
管理費には共有部分の清掃・管理も含まれますが、場所によっては行き届いていないこともあります。
購入前に現地を訪れ、整備状況を自分の目で確認することが大切です。
霊園選びに迷われたら
初めてのお墓
霊園の種類と選び方に加え、お墓の建て方や費用、石材の特徴から墓所のデザインまで、わかりやすくご紹介しております。
お墓の建立
墓所の取得後は、墓石の建立が必要となります。
当店では、設計から施工、各種申請手続きまで、専門のスタッフが責任を持ってご案内いたします。
施工事例
弊社がこれまでに手がけた墓石施工の事例を掲載しております。さまざまなかたちの供養をご覧いただき、ご参考になれば幸いです。
弊社の特徴
弊社では、職人の技術・石材の品質・丁寧な対応を大切にしながら、お客様一人ひとりに寄り添ったお墓づくりを行っています。
Q&A
墓所や供養に関するご不安や疑問にお応えするため、よくあるご質問をQ&A形式でまとめております。
















